シルクスクリーン芸人・小林ぼっちの刷ったもんだ

無名のピン芸人、小林ぼっちが知識ゼロの状態から「シルクスクリーン」を駆使してオリジナルグッズの作成・販売。一人前のシルクスクリーン芸人を目指して奮闘する1年の軌跡を綴ります。

白Tか黒Tか

新たにTシャツを作ろう

どうも!前回、シルクスクリーン体験を終えて名実ともにシルクスクリーン芸人となった小林ぼっちです。

 

そこでSSGのロゴをしたためたオリジナルTシャツが完成し、なかなかクールな出来栄えではあるのだが、実際のところは商品というよりノベルティグッズに近い感覚だ。

f:id:ssg-k-botch:20191011002234j:plain

まさしくシルクスクリーン芸人Tシャツ

なんたって胸元にでかでかと「シルクスクリーン芸人」と書いてあるのだ。これを着て表を歩こうものなら「えーじゃあなんかシルクスクリーンで面白いことやってよ〜はい3・2・1!」などとギャルに無茶ぶりされる危険性だってはらんでいる。

「そっだなこたーねえ!こんのTサツは最高にナウいんべ!」というハイカラさんには販売もしていますのでぜひご連絡いただきたい。恐れ多くも2000円でご提供させていただいております。1枚1枚丹精込めて刷りました。

 

さて、これはこれとして、取り急ぎもう1着何かTシャツを作りたいところである。

そこで浮上する問題の一つがTシャツの布地カラーだ。いろんな色が選べる中、まだまだ初心者な自分は無難に白か黒で考えているものの、実際皆さんは白Tと黒Tのどちらが着やすい、買いやすいものであろうか?

個人的には白のプリントTシャツの方が好みだ。そっちの方が何か上に羽織る際に合わせやすい気がする。他の芸人さんの単独ライブでグッズを買う時も、白と黒があれば必ず白を選んできた。

しかし、待ってほしい。僕はことさらファッショナブルとは無縁の人生を歩んできた。小学3年生の時に家庭科の授業で作ったナップサックを中学に入っても使っていたら女子にドン引かれたことは今でもトラウマだ。オシャレに関して「ダサい」という感覚を理解し始めたのは本当に芸人になってからようやく、といった具合だ。

そんな自分が「白」と言ってるのだから「黒」なのかもしれない。そういった意味では自分のファッションセンスに信頼があるとも言える。

 

そして実際、今年の夏に世田谷233さん主催の「Tシャツ マニアックス」というイベントに参加させてもらった時に作った、3匹のモグラが描かれた「暗中模索Tシャツ」も、「これの黒ならなお良かった」「黒なら欲しい」といった声がちらほら聞かれたのだ。

f:id:ssg-k-botch:20191001160107j:plain

Groping in the dark = 暗中模索

だったらそれを作ればいいじゃない!

絵はもうあるわけだし、こんなに手っ取り早いことはあるまいて。

オリジナルTシャツのNEWデザインが完成

というわけで、黒地に刷ることを意識して多少デザインを変えつつ、暗中模索TシャツのブラックVerイラストが完成!

f:id:ssg-k-botch:20191014214718p:plain

これは買い!暗中模索T・黒Ver

近々、再びRISOさんのワークスペースにお邪魔し、手刷りでせっせとこしらえたいと思っている。乞うご期待!!

 

間に合えば10/22.23に開催する、僕の単独ライブでも販売する予定だ。ネタもグッズも最高にイカした単独コントライブ、興味ある方はぜひぜひお越しください!と、最後は告知でお茶濁し・・・。

f:id:ssg-k-botch:20191002230347p:plain

 

シルクスクリーン芸人爆誕 その2

いよいよTシャツ

どうも。前回シルクスクリーンを初体験し、基礎を学び、見事シャレオツ名刺を刷ってのけた(自称)日本初のシルクスクリーン芸人、小林ぼっちです。

 

さて、この日は初回にして名刺だけにとどまらず、実はオリジナルTシャツもちゃっかり作っていた!

シルクスクリーンといえばTシャツ!まさに定番中の定番アイテム!なんなら、本当はまだTシャツを刷ってない時点で「シルクスクリーン芸人」を名乗るべきではなかったのかもしれない!それくらいテンションの上がる相性の良さである。

 

そして気になるそのデザインは・・・このブログのアイコンにもなっているSSGロゴだ!

f:id:ssg-k-botch:20191002224806p:plain


「SSG シルクスクリーン芸人」の文字をでかでかと胸元にあしらってしまおうという大胆っぷり。今後シルクスクリーン芸人として精力的に活動していかんとする決意表明も込めた、いわばユニフォームである!

今回はよりスタイリッシュに見せるため、黒地に白インクで刷ることにした。

頼れるGOCCOPROパイセン

前回の名刺作成は、現在RISOさんが絶賛売り出し中のMiScreen a4で出力した版を使用したが、今回はその先輩で上位機種にあたるGOCCOPRO 100を使わせていただいた。

f:id:ssg-k-botch:20191010233856j:plain

真っ赤でゴツいフォルムがクールなGOCCOPROシリーズ

MiScreenの手軽さに比べるとかなりメカメカしいGOCCOPROシリーズだが、A4サイズ以上の版にも対応しており、色の濃淡も表現することができて、いっそう本格的なシルクスクリーン体験が可能だ。

 

f:id:ssg-k-botch:20191010234549j:plain

出力した版をアルミフレームに固定する

f:id:ssg-k-botch:20191010235238j:plain

相変わらずこの工程が1番苦手。焦りを顔に出すまいとしている・・・

道具は多少異なるが、作業工程自体はMiScreenの時と変わらない。

しっかりと張った状態の版を、プリントしたいTシャツの上に当てて、その上からインクを塗りつける。

 

専用の台にプリントしたいTシャツと版をセットし、見本の紙と照らし合わせながら印刷位置を調整。そしたらいよいよインクを刷り込むぞ!!

f:id:ssg-k-botch:20191011000359j:plain

専用の印刷台で効率アップ!

f:id:ssg-k-botch:20191011024232g:plain

Tシャツ初刷りダイジェスト

シャキッ!と刷れた!

黒い布地に白いロゴが清々しいまでにくっきりと表れて美しい・・・

f:id:ssg-k-botch:20191011002234j:plain

SSG公式Tシャツのできあがり

一発目でこれだけキレイに刷れるのだから、正直誰でも簡単にできるといっても過言ではない!紙に刷っている時は、力加減などこちらの裁量で仕上がりが左右されるイメージがあったが、布製品はそこまで繊細さを求められない印象だ。

やはりシルクスクリーンといえばTシャツである!

 

そんなこんな、楽しさにかまけてあっという間に15着刷ってしまった。

現状「シルクスクリーン芸人」を名乗る者は世界に僕しかいないのだが、1人で15着を着回すとなるとさすがに虚しい・・・というわけで、ひとまず数枚は今月の僕の単独ライブを手伝ってもらう方々にスタッフTとして着てもらおう!

さらに残った10枚前後はせっかくなので他の単独物販に交えて販売しようと考えている。あまりにもニッチすぎる商品だが、レアといえば激レア商品だ!もしも欲しいというマニアックな方がいらっしゃれば、ぜひお声かけいただきたい。

 

・・・などと目論んでいたところ、早速マニアックなお客様が現れた!

f:id:ssg-k-botch:20191011004806j:plain

記念すべきお客様第1号は中根さん

ギャラリー世田谷233を運営していて、この企画のプロデューサーである中根さんだ!

いろいろとお世話になって、むしろ何か返すべきところをしっかりとお金を出してご購入いただきました。くぅ〜・・・ありがたや。

これは早いとこシルクスクリーンで一山当てて恩返しせねばなるまい。

f:id:ssg-k-botch:20191011005701j:plain

中根さん(左) 山本さん(右)ありがとうございました

ワークスペースで本格シルスク体験

ちなみに、こちらの新橋駅前第1ビル4階にあるRISOさんのワークスペースは一般の方も利用することができる。MiScreenやGOCCOPROはもちろん、道具や設備が充実した空間でがっつりシルクスクリーンを体験してみたい人はぜひ利用してみてはいかがだろう。

完全予約制で初回は講習料込¥5000/2h。次回以降は¥500/1hで利用できるそうだ。(Tシャツ、インク代等は別途)

 

ただ今回、僕はシルクスクリーン芸人の特権を発動し、初回の利用料はRISO様にサービスしていただきました!終始山本さんに手取り足取り教えていただきながらの作業だったので、その点からしてもかなり贅沢させてもらったわけだ。これもまたシルクスクリーンの周知に貢献することで返さねば・・・!

 SSG小林ぼっち爆誕

というわけで無事にシルクスクリーンデビューを果たした私、小林ぼっち。

今回は名刺とロゴTという初回にもってこいな自己紹介的グッズ制作を手掛け、最高のスタートを切ることができた。ここから勢いに乗り、いろいろな企画やグッズを繰り出していくので注目していただきたい!

 SSGメモ6:MiScreen a4はお手軽派、GOCCOPROは本格派

シルクスクリーン芸人爆誕!

もう後ろめたくない!

新橋の駅前第1ビル。令和の世に昭和レトロな趣がそのまま残り、食事時にはサラリーマンのお父さん達で賑わうこの建物。その4階にあるRISOさんの工房にお邪魔して、昨日ついにシルクスクリーンを体験してきた!

これでようやく胸を張ってシルクスクリーン芸人を名乗ることができる!

これがシルクスクリーンだ!

シルクスクリーンの仕組みも簡単にだが理解できたので解説しよう。まずシルクスクリーンに使う版は、不透過質素材と細かい網あみ素材の2層でできており、それをPCから出力したデザインの通りに機械が不透過質の部分だけ取り除く。

f:id:ssg-k-botch:20191009132944p:plain

シルクスクリーンの版の構造

そしてこの版を、Tシャツなど印刷したい物に当てがい、上からインクを塗り込むことで、透けた部分だけがキレイに写るというわけだ。

ちなみに、昔はこの版が絹製だったため「シルクスクリーン」と呼ばれるが、実際今では名前以外どこにもシルクは出てこない!そうなのか!

 

そしてそして、自分で作成したデザインを簡単かつ繊細に版へと出力できるその機械こそが、RISOさんが9月に発売したばかりの「MiScreen a4」様であり、僕が今回の企画を通して大いに利用させていただき、世間にその魅力を知らしめるべき相棒である。

f:id:ssg-k-botch:20191009135354j:plain

「MiScreen a4」一見するとラミネートの機械のようだ。

使い方はいたってシンプル。背面にある電源スイッチを入れたら、PCからUSB接続でデザイン画像を読み込み、矢印の方向から隙間に新しい版を挿し込む。そして上部のふた部分を押さえ込むと機械が作動し、反対側からデザイン通りに加工された版が出てくるのだ。

f:id:ssg-k-botch:20191009160444j:plain

今まさに製版中の様子。

個人的にこの「押さえる」という操作方法がアナログ感があって好きだった。正直スイッチ一つでできそうなものでもあるが、この腕にかかる適度な重さと、終わるまで絶対に離していけないという緊張感が、「今自分で作ってる」感覚を引き立たせて完成品に愛着を湧かせるのだ。

記念すべきオリジナルグッズ第1号

シルクスクリーンの仕組みや製法がわかってきたところで、ついにそれを使う時が来た。RISOの山本さんのご指導のもと、前回までに準備を進めてきた名刺の作成に取り掛かる!

 

まずは薄くてペラペラの版をしっかりと枠に貼り付けることから始まる。何気にこの作業が1番苦手だったかもしれない・・・。しかし、これがたるんでいたりするとキレイに印刷されないため重要なポイントだ。

f:id:ssg-k-botch:20191009142543j:plain

枠には両面テープが付いていて、それに版を貼り付けて固定する。

付き添ってもらっていた中根さんから「ま、まさか..不器◯..」と指摘されたので、「図工はずっと5でしたけどね」と四半世紀近く前の功績を持ち出して華麗にかわしてみせた。

 

その次は上記した通り、MiScreenを用いて基となる版が完成

f:id:ssg-k-botch:20191009160911j:plain

細部まで版にデザインが投写されている

それではいよいよインクを塗る作業である。

台の上に先日自分で選んで買った紙を固定し、その上に版を押し当てて、さらにその上にインクを盛ったら、あとは「スキージ」と呼ばれるヘラのようなものでインクを塗り伸ばすように引くだけだ。まさにこの名刺のデザインイメージのような動作だ。

f:id:ssg-k-botch:20191009144609j:plain

腰が引けている最初のひと刷り

一回山本さんのお手本を見たあと、いざ、意を決して挑戦だ!

 

スキージを引くと「スゥーーーン」という心地よい音が鳴る。版の表面がザラザラしているため、網戸を爪で引っ掻いた時のような音だ。

恐る恐る版をどけると・・・できてる!

しっかりとインクが紙に乗り、僕がデザインした通りの図柄がプリントされている。これはちょっと感動だ!

f:id:ssg-k-botch:20191009160310j:plain

コーヒー豆の横に置いてありそうな色合いだ

そして前回直感で選んだクラフト紙がいい味を出している。我ながらこのセンスは間違いなかった。茶色のインクとの相性は抜群だ。

美しく仕上げるコツ

とはいえ、なかなか完璧な仕上がりかというと、正直ちょっとムラが目立つ。

スキージを引くときに立たせすぎたり速すぎると写りが薄くなり、逆だと濃くなってしまう。作業自体は単純な分、そのあたりの微妙な調整には感覚と慣れが必要だ。

また、布よりも紙の方が若干難易度は高いらしい。特に前回買ったもう一方の白い紙は、表面がツルツルと加工されており、クラフト紙よりもインクをキレイに定着させるのが難しった印象だ。水性のインクが染みやすい素材を用意することも大事な点の一つである。

さらに、そもそものデザインに関して、今回の絵のようにベタ塗り部分が広いと、それだけインクのムラが目立ちやすくなってしまうことも考慮しなければならない。

どうやらシルクスクリーンは簡単なようでかなり奥が深い・・・。これから1年かけて勉強していかなければ!

ひとまず名刺が完成

f:id:ssg-k-botch:20191009153043j:plain

左:クラフト紙に茶色インク 右:白紙に黒インク

 

途中には没頭しすぎて、餃子を作ってる時のようにまったく喋らなくなるという芸人としてあるまじきハプニングもありつつ、何はともあれ、ついにシルクスクリーンを駆使してオリジナルグッズを制作するという、SSGとしての第一歩は踏み出せた。

できあがった名刺はせっかくなのでバンバン配っていけたらと思いっている。ちゃんとQRコードも読み込めたので、なんだかんだでやっぱりすごい再現度だ。

 

 

そして実はこの日、なんとさらにTシャツも制作していた!

その模様は次回に続く・・・

 

SSGメモ5:いくら夢中になったとはいえ芸人が黙るな

 

こだわり名刺は紙選びから

一から名刺を作る

ついにシルクスクリーン初体験を目前に控え、この企画のプロデューサーであられる世田谷233の中根さんから、そこで刷る名刺の紙を自分で選んで用意するように言われた。

自分でデザインして、紙を選んで、印刷までするのだから正真正銘の「手作り名刺」と言っても過言ではないだろう。もしかすると愛着が湧きすぎて配るのをためらうといった本末転倒な結果にもなるかもしれない。

 

とにもかくにも、雀の涙が干上がって残された塩の結晶ほどのバイト代を握りしめ、いざ紙屋さんへ出発だ!

 

・・・紙屋さんてどこよ?

はて、名刺用の紙なんていったいどこへ行けば売っているのかわからない。デジタル社会とはいえ、身の回りはまだまだ紙であふれかえっているというのに、僕だけかもしれないが、いざ紙を買おうと思う機会は意外とないものだった。かといってキャラメルの空き箱の裏を使うわけにもいかないので、とりあえずあらゆる欲望の叶う街、新宿に降り立った。

駅の降り口から1番近かった「巨大カメラ屋さん」にひとまず入ってみると、なんとすぐにあった・・・・・・いや、ありすぎだ!

f:id:ssg-k-botch:20191006234638p:plain

手作り名刺の最終手段

そそり立つペーパーズマンション

プリンタ売り場にある印刷用紙のコーナーに足を踏み入れると、そこには多様でいて同じような紙が何百種類も所狭しと棚に陳列してあった。しかも、平積みでだ!売り場スペースのことを考えるとそうする他ないのだが、パッと見で商品のパッケージが見えないことでゲームの難易度を各段に押し上げている。

紙のソムリエでもいてくれればと願うところだが、あいにく電子機器売り場には巡回する店員が多数見受けられるも、カミの聖域にまでは踏み込んでこない。

 

仕方なし。ここは腹を括って棚の隅から隅まで探して回るしかない。

中根さんが言うには、A4用紙で10枚刷れるようにしてくれているとのことなので、とりあえずA4サイズを買うことは決まりだ。それでいてある程度厚みのある・・・

 

「名刺用」

いや、あるじゃん!

はっきり「名刺用」と書かれた紙が普通に売っている!すごい、しかもすでに切り取り線が引いてあり、印刷したらそのまま手で切り分けられる仕様だ。世の中本当に何事にも便利な物が用意されているものだ。めでたしめでたし・・・

 

 

なんて、言うとでも思ったか!

危ない危ない。よくよく考えると、すでに切り取り線が引かれているということは、裏を返せば絶対に印刷位置をズラすことが許されないということでないか。

プリンタならそりゃ寸分の狂いもなくプリントすることだろう。しかし、こちとら手刷りの初めてさんだ。しかもまだどうやって刷るのかもよく理解してない。

僕は自動車教習の初めての路上運転の時、教習所のゲートを出てそのまま右車線に入っていった男だ。人生だってふらついてる始末。そう簡単に自分を信用するわけにはいかない。

それに裁断まで自分でした方がより手作り感が増すに違いない。そもそも芸人たるもの、枠に囚われているようではいかんのである。

 

そんなこんな、この後小1時間ほど売り場を歩き回った結果、いい感じの紙を見つけることができた。「中厚口」「厚口」「特厚口」など、カレーでいう唐辛子マークのような表記がされた紙の中から「最厚口」と書かれた紙を選ぶ。これだけ厚ければ高級感も出るに違いない。

さらに、人生初シルクスクリーンに向けて心が浮ついている僕は、ちょっとオシャレに「クラフト紙」なんてものもカゴに入れてしまった。天ぷらは塩、写真はモノクロ、紙はクラフトにしておけば、とりあえずセンスがあると思わせられるのだ。

f:id:ssg-k-botch:20191006232615j:plain

「レトロでポップな」と書かれたクラフト紙

 

f:id:ssg-k-botch:20191006232721j:plain

やはりクラフト紙の方が少し割高だ

「最厚口」A4白紙25枚入り ¥377税込

A4クラフト紙20枚入り ¥418税込

 

高いのか安いのかもよくわからないが、今回の出費はしめて¥795。

次はいよいよシルクスクリーンに挑戦だ。持っていって「これは使えません」と言われる不安は見ないふりをして、わくわくしながら当日を待つ!

 

SSGメモ4:うっかりプリンタ用の紙に手を出すべからず

「シルクスクリーン芸人」の名刺をデザイン

SSGロゴを使って何か作ろう

前回無事に「シルクスクリーン芸人」のロゴが完成した。

そしたらそれを使って早く何かを作ってみたくなるものだ。

 

そうだ!名刺である。

 

そう、社会の大流に乗って真っ当に働く者なら誰しもが持っている、自らのアイデンティティを具現化した紙だ。

実際、芸人で名刺を持っている者は少ない。自らの「芸」を名刺代わりに、顔や名前を売ってのし上がることが美徳とされているから・・・というわけでもなく、正直なところ、みんな自分が何者なのかが案外ぼんやりしているだけだ。「お笑い芸人」というカテゴリーに括ってもらうことで、売れてない我々もなんとか社会的な居場所を授かっている。

 

しかし、この度事務所を離れてフリーとなり、いよいよ何者かわからなくなってしまった僕みたいな人間は、むしろ何かしらラベリングしないと存在しているのかどうかも怪しいくらいだ!

そこに運良く舞い込んだ「シルクスクリーン芸人」という肩書き・・・手放すわけにはいかない!名刺だ!刻め!物にして残せ!既成事実に仕立て上げるんだ!

ユニークかつわかりやすく

というわけで、SSGロゴも用いつつ早速デザインをしてみた。

f:id:ssg-k-botch:20191004224415j:plain

シルクスクリーン印刷をイメージ

やはり「シルクスクリーン芸人」をうたっているわけだから、その要素は必須だろうと考え、こんな感じに仕上げた。

ここ最近の調べでは、シルクスクリーンとは何やらヘラのような物でフィルター越しに絵具を塗ったくるように印刷するということがわかってきたので、その工程をイメージして描いてみたしだいだ。

中央にドカンッと据えた「SSG」ロゴが非常にクールでインパクト抜群!IT系の中小企業感がいかにも名刺らしくて気に入っている。

そして、ビジネス目的以外にもいろんな人に配れるよう、住所や電話番号は載せないでおいたので、もしお客様で欲しいという方がいらっしゃれば気軽に声をかけていただきたい。

名刺を刷る

さて、デザインができたらばあとは発注・・・というわけだが、そこはシルクスクリーン芸人である。この名刺こそシルクスクリーンで刷らねば、それはもはや裏切り行為だろう。

 

「プリンタにかければスイッチひとつで一発じゃん」

「今ネットでも安く早く作ってくれるよ」

 

そういうことじゃないから!

いい加減そろそろ何か刷らないと、このブログも書くことなくなっちゃうよ!

そう、ついに僕もシルクスクリーンに手を染める時が来たのだ!来週、RISOさんを訪問し、実際に自分の手で、自らの名刺をせっせと印刷することが決まった。ようやくシルクスクリーン芸人の活動が本格的に始まるぞ!

名刺をモノクロにしたのも、初心者でも刷るのが難しくないようにだ。実際にはシルクスクリーンはカラーで色鮮やかに仕上げることも可能ではあるらしい・・・。

そして個人的に注目しているのは、現代っぽさを取り入れて無理矢理添えたQRコードである。このグチャグチャと細かいバーコードをしっかりと再現できるのか、見ものだ。

 

そんなこんなで、ようやくシルクスクリーンに触れられるということで今からワクワクが止まらない、今はまだなんちゃってシルクスクリーン芸人であった。

 

SSGメモ:名刺を持つと立派になった気になるがそれは錯覚

「シルクスクリーン芸人」のロゴを作る

馬子にも衣装なキャッチーロゴを・・・

昨日、ひっそりとシルクスクリーン芸人に就任したわけだが、実際のところシルクスクリーンに関する技術はおろか、知識もろくにないのが現状だ。そうすると、どうしたって自覚も芽生えてこないものである。

 

これはいかん。

とりあえず、早急になにかしら自分をシルクスクリーン芸人たらしめるものが必要だ!人間、目に見えた指標がないとすぐに意識が散ってしまい、挙句、布団があれば横になり、スマホがあれば覗いてしまうものである。

 

そこでひとまず「シルクスクリーン芸人」のロゴを描いてみることにした。

アイコンは今後活動するうえで逐一露見するものだから、できるかぎりキャッチーでなければならない。

 

デザインやオシャレとは無縁な人生を歩んできた。19で一人暮らしを始めるまで母親に髪を切られていたくらいだ。とはいえ「できません」とも言ってられない。なんとか自分の中のセンスをギュウギュウに絞り出してみるしかない!

「英語」と「まる」で間違いない

よし。まず、文字は英語にしよう。Tシャツに描かれてる文字だって大抵英語だ。理想科学工業さんだって、そんな立派な社名がありながら「RISO」という通称を設けているわけだし、とにかく日本人はビジュアル的な観点で英語が大好きなはずである。

シルクスクリーン芸人」だからSSG。

英語・英語・漢字の組み合わせでできた単語のイニシャル略称という点では「グレイトティーチャー鬼崎」=GTOと同じ種類だと思ってもらってかまわない。

 

さて「SSG」をどうするか・・・

ここで僕は以前ネットで流し読みした情報を思い出す。

例えばTwitterの鳥やAppleのリンゴなどの有名なマークは、みんな黄金比に基づいた円形の組み合わせでできている、みたいな記事だったはずだ。

黄金比に関する知識は(アンモナイトみたいなやつ)くらいしか持ち合わせていないが、とにかくマルをくっつけたりズラしたりして作ればいいんだな!ボォーっとスマホを覗いている時間が役に立つこともあるのだ。

 

そうやってできたロゴが・・・

 

f:id:ssg-k-botch:20191002224806p:plain

SSG=シルクスクリーン芸人

・・・なんか結果的に良さげだ!

やはり英語とマルでそれっぽくなるというのは本当だったらしい。SとGがそもそもマルっぽいアルファベットだったおかげで助かった!

 

とにもかくにも、これでシルクスクリーン芸人としての体裁はひとまず保たれた。

たとえシルクスクリーンに一度も触れたことがないにしても、このロゴを示すかぎり、誰がなんと言おうと僕はSSGに他ならない!

 

SSGメモ2:黄金比がよくわからなくてもマルを組み合わせとけばなんとかなる

ーーーーーー

10/22(火祝)・23(水)、単独ライブがございます!

会場:新宿バッシュ 開場19:00 開演19:30 前売り1500円

しっかりとお笑いも頑張っておりますのでこちらもなにとぞ。

ご予約はTIGETから↓

22日https://tiget.net/events/57310

23日https://tiget.net/events/57311

f:id:ssg-k-botch:20191002230347p:plain

 

「ゼロから始めるシルクスクリーン芸人」プロジェクト始動!

今日からシルクスクリーン芸人

はじめまして。

僕は現在フリーで活動中のピン芸人小林ぼっちと申します。

主に一人コントを中心にネタをこしらえては、東京のお笑いライブシーンで孤軍奮闘中のしがない無名芸人でございます。

 

さて、そんな僕は以前まで「人力舎」という割と有名なお笑い事務所に所属させていただいておりましたが、行き詰まり感から今年6月に思い切って退所。

これからどうしたものか・・・と鼻をほじっていたところ、ギャラリー世田谷233を運営されていらっしゃる中根さんからお声掛けいただき、なんと理想科学工業株式会社(通称:RISO)様のご協力のもと、「ゼロから始めるシルクスクリーン芸人」なるプロジェクトの一員に任命され、晴れて「シルクスクリーン芸人」として活動させていただけることになりました!やったー!

f:id:ssg-k-botch:20191001155507j:plain

世田谷233にて(左:小林ぼっち 右:中根さん)

 

・・・・・・ところで「シルクスクリーン」ってなんぞや?

 

「ゼロから始めるシルクスクリーン芸人」のタイトルに偽りなし!

一般的に「○○芸人」とはその分野が好きで詳しい芸人に用いられる呼称だ。しかし今回、シルクスクリーンにまったく無知である僕が大抜擢された。でもいいのだ!「ゼロから学び、成長し、巧みに操るまでになる過程を追うこともプロジェクトの一部」だと言われたのだ。だから現時点ではここまでゼロなことをむしろ褒めてほしいくらいである。

1年後にはシルクスクリーンマスターに!?

僕は小さいころから絵を描くのが好きだ。といっても「落書きにしては上手」くらいのレベルなのだが、それがきっかけでこの夏、世田谷233の主催する『Tシャツ!マニアックス』というイベントに参加させていただき、僕の描いたイラストをTシャツにして展示・販売してもらった。

f:id:ssg-k-botch:20191001160107j:plain

オリジナル「暗中模索」Tシャツ

 

その時の印刷技法が「シルクスクリーン」だったはずだ。(綿素材のTシャツにプリントするのに絹とはこれいかに?と思っていた)

とにかく、どうやら「シルクスクリーン」とはオリジナルTシャツを作るときに用いるプリント製法らしい。

そしてどうやらRISOさんは「シルクスクリーン」の機械を作っているらしい。

そしてそして、シルクスクリーン芸人となった僕は、これからちょうど丸1年かけてRISOさんのサポートを受けながらシルクスクリーンを学び、それを駆使してオリジナルグッズを自分で制作・販売。さらにいやらしい話、実際どれくらい利益を上げたかをココで赤裸々に公開していくらしい!

これがこのプロジェクトの概要だ。

 

つまり、今までバイトしかしたことがない僕が、突然商売を始めることになった!

中根さんのお誘いに軽い気持ちで返事をしてしまったが、実は何気に大変な事態なのかもしれない・・・。下手すると借金地獄なんてこともありえるのか?親に「人の保証人にだけはなるな!」と教えられてきたのに、自分が保証人を探して回る羽目になるかもしれない!

 

ただ逆を言えば、売れれば売れるだけお金持ちになれるということでもある。そうするとその成果がそのままRISOさんの宣伝にもなる。みんなが幸せになれる算段だ。これはちょっと気を引き締めなければなるまい! 

才能よ、爆発してくれ

そんなわけで、早速233にて中根さんと打ち合わせをしていたところ、突然スラッと長身の美人が来訪してきた。(モデルみたいな人だな・・・)と思ったら、なんと本当にモデルをされてる安川リベカさんという方だ。

なんでも今日から世田谷233で自身の描いた絵を展示するらしい。

f:id:ssg-k-botch:20191001162123j:plain

安川リベカさんとその作品

さっき「絵を描くのが好きだ」なんて書いたのが恥ずかしくなった。

芸術には疎いので、的確な言葉で上手く表現できないが、なんて綺麗でかっこよくてインパクトのある絵だ!こんな絵が描けるなんてすごい才能である。皆さんもぜひ一度観に行くべきだ。

聞けばこのリベカさん、モデルであり女優であり、絵も描くしアニメーターとしてもバリバリ働いてて・・・と聞けば聞くほど多才な方だった。シルクスクリーンも学生時代に習ったことがあるという。

 

ちょっと待ってくれ・・・初日にして早くも僕の存在意義が霞んできている!

どう考えたって僕よりリベカさんの方がシルクスクリーンタレントとして適役だ。これはまずい!・・・しかし、RISOさん、安心してください。僕の方が彼女より圧倒的に勝っている点があります。リベカさんがめちゃめちゃ多忙なのに対して、僕にはめちゃめちゃ時間があるんです!あとは才能さえ爆発してしまえばこっちのものだ。

 

辛くも立場を死守したところで、今日から1年間、私、小林ぼっちは「シルクスクリーン芸人」としてすこぶる奮闘いたす所存であります!

現時点ではまだわからないことだらけですが、これからガンガンにグッズを作ったり企画を催したりする予定ですので、少しでも興味を持っていただき、応援していただけたら幸いです!

 

 SSGメモ1:「シルクスクリーン芸人」は「SSG」と略す