コロナ渦でのシルクスクリーン体験
浅草橋のハンドメイド工房「HI-CONDITION」
僕は現在、売れない芸人の傍ら浅草橋のとある本・書籍制作会社でバイトをさせてもらい、なんとか1日1日を生き延びている。
そのバイト先が浅草橋の街情報を集めたポータルサイトを運営しており、その関係で僕も時々だが近隣のお店と交流する機会があるのだ。
さて、それは前置きとして。
緊急事態宣言の真っただ中だった5月頭。自粛ムードでシルクスクリーン活動もストップしていたところ、不意にシルスクチャンスが舞い込んだ!
浅草橋にある貸しギャラリー兼工房として、ハンドメイドにこだわった商品を展開している「HI-CONDITION」というお店が "おうちでシルクスクリーンの楽しさを体験" してもらおうとプリントキットを販売していると聞き(※現在は販売終了)、早速うちのバイト先で1つ購入してやってみようとなったわけだ。
一式そろった豪華なセット
(なんとなく)お中元くらいの大きさのダンボールを開封すると・・・
- 赤・青・黄・黒のインク
- スクリーンフレーム
- 無地の白Tシャツ
- スキージ
- ビニル手袋
- 木べら
- 下敷き
シルクスクリーンのための道具がすべてそろっている!
これなら開けてすぐに始められる親切キットだ。
スクリーンにはすでにお店のロゴが2パターン入っており、それをTシャツの好きなところにプリントしてオリジナルのロゴTシャツを作ろうというわけだ。
もちろん、他に刷りたいものを自分で用意してもよい。インクはたっぷりとある!
束の間の刷り刷りタイム
というわけで、バイト先の社員さんとともに早速刷ってみた!
いつもRISOさんで刷らせてもらうときと1つ1つの小物アイテムは若干違うが、やることは同じ。
生地に版をあててその上からスキージでインクを刷る! これだけだ。
3月に昨日のカレーを温めてさんのグッズを作ったとき以来なので約2カ月ぶりのシルスク体験。
カレーTシャツできあがり! - シルクスクリーン芸人・小林ぼっちの刷ったもんだ
刷った後にスクリーンを上げるときの緊張感と、上手く仕上がっていたときの高揚感は何度味わってもたまらない・・・!
同梱のTシャツ以外にも、僕が普段バイト中お昼を買いに行くときに使うマイバックや、当時ちょうど届いたばかりのアベノマスクにもプリント。
マスクに「ハイコンディション」とはなんだか意味深になってしまったが・・・
ともかく、初めてのシルクスクリーンだった社員さんもその魅力を体感でき、僕自身も久々のシルクスクリーンを堪能できました!
そして次はやはりまた自分でデザインしたものを刷りたい。
いつの日かMiScreen a4を買って自宅で好きなだけプリントしたいものだ。
・・・・・・と、ここから早4カ月近く。
まったくシルクスクリーンに触れる機会がないとは、このときは思いもしなかった・・・。