シルクスクリーン芸人・小林ぼっちの刷ったもんだ

無名のピン芸人、小林ぼっちが知識ゼロの状態から「シルクスクリーン」を駆使してオリジナルグッズの作成・販売。一人前のシルクスクリーン芸人を目指して奮闘する1年の軌跡を綴ります。

SUZURIは驚異たるか?

お手軽ハンドメイド通販サイト「SUZURI」

SUZURIというサイトをご存知だろうか?

画像や写真をアップロードするだけでオリジナルのTシャツなど様々なグッズを気軽に制作、販売できるネットショップである。

suzuri.jp

 

実は僕も数年前からここでオリジナルイラストのグッズを販売している。

製作者としてのSUZURIのメリットは・・・

 

●画像をアップするだけで簡単にグッズをデザインできること。

●トリブン(利益)を自分で決められること

●注文を受けた後にSUZURIで商品が作られ発送されるので在庫を抱えなくてよいこと

などがあげられる。

 

一方でデメリットといえば・・・

●手元に届くまでは実物の感じがわからない

●元値の設定が高いので価格も高くなりがち

といった感じだろうか。

 

なんにせよ、たとえ作って販売して1つも売れなかったとしても損をすることはないので、興味のある人は絶対にやってみた方がいいのである。

SUZURIがシルクスクリーン製品にも対応開始!

さて、そんなSUZURIが数ヶ月前からなんと「シルクスクリーン印刷」のTシャツの販売も始めたようだ!

 

これまでの「インクジェット印刷」は、いわゆるプリンタで紙に印刷するのと同じように版を作る必要がない。なのでロット数が少なくても比較的安価に製作することができる。

しかし品質の面からみると、シルクスクリーン製品の方が魅力的と言えるだろう。

 

そんな「手間と費用は少しかかるけどいいモノが作れる」というのがシルクスクリーンの強みであったにもかかわらず、それを気軽に手軽にSUZURIが提供してしまったら・・・

 

シルクスクリーン芸人の存在価値は薄い!?

トナー交換のサインが出た後にもう4〜50枚印刷を繰り返した時くらい薄いのではなかろうか!

 

わざわざせっせと1枚1枚自分で刷ったりせずとも、ネットで数クリックできる芸人は全員”シルクスクリーン芸人”じゃんかい!

 

 

・・・・・・いやいや、まあ落ち着きなさいって。

シルクスクリーンの醍醐味といえばやはり、自分で手で刷った時のあの”手作り感”だ。ネットでポチッて自宅に届くだけであれば、シルクスクリーンであろうがインクジェットであろうが、感動の度合いにさほど差があるとは思えない。

 

それにSUZURIでシルクスクリーンのTシャツを作るとなると、どうしても割高だったり、ある程度の販売数が必要だったりと、まだまだ大々的に普及するには時間がかかりそうな印象を受ける。

 

どうやらまだ少しは互いに棲み分けができそうだ・・・。

 

とはいえシルクスクリーンの大変さを少しばかりは知っている身としては、なかなか画期的なサービスであることには違いない。

なんたってフルカラーにも対応しているし。

ssg-k-botch.hateblo.jp

 

とにもかくにも、シルクスクリーン芸人としてSUZURIの今後の動向には注目していかなければならない。

 

 

 

(・・・あ、ここではあんまり大きい声では宣伝しずらいですが、前述したとおりSUZURIでグッズ販売してます!めちゃめちゃ買ってくだい! )

小林ぼっちグッズ ( BOTCH-KOBAYASHI )のオリジナルアイテム通販 ∞ SUZURI(スズリ)

SSGメモ47:なんでもいいからとにかくグッズを買ってほしい